「こんな所に連れ込んで何をしたって無駄よ。
大人しく捕まって罪を償いなさい!」
「まだ自分の立場がわかってねぇようだなぁ?」
「んっぐ…ぅっ!!」
「俺の人生をめちゃくちゃにしてくれやがった礼をしてやる」
喉の奥限界まで突き入れられ、何度も肉槍に小突かれる。
「っは・・・けほっ・・・・・・自業自得でしょ。犯罪者に人権なんかないのよ。
必ず後悔させてやるから覚悟なさい」
「その言葉、今すぐ後悔させてやる。捜査官さんよぉ」
男のペニスがびくびくと脈打ちながら、私の中に入ってくる。
「こんな粗末なモノで女を屈服させられると思ってるの?
考えの足りない犯罪者はこれだから。牢屋の中で反省するのね」
「んくっ・・・ひぃぅっ!」
私の言葉が気に障ったのか、動きが激しさを増す。
こんな奴等の前で声なんか出したくない。
必死で唇を噛み締めて堪える。
「欲しかったんだろ?気持ちいいって言ってみろよ」
「っは…ぅ……気持ち、いいわけ…ないでしょっ…」
繰り返される抽挿。
次第になくなってゆく時間間隔。
「あっ…イっ……ゃ…や、めてぇっ…」
中に出され、顔にかけられ、掃除フェラを強要される。
悔しい……。でもこれで終わりだ。私は耐え切った。
そっと安堵の溜め息をつく。
すかさず覆いかぶさってくる新しい男。
「ま、待って…そんなっ」
弛緩した意識の隙を突かれて、とめどない絶頂の波にさらわれる。
「やぇっ…ひぁ!!ゃ……ひぃぃっ!!」
「おいおい、どうしたんだ捜査官様よぉ。俺たちを絶対許さないんだろ?」
「ひんぅぅぅっ!!やめ、許して……許してえぇっ」
「そういや社会正義の為に痴漢を取り締まってるとか言ってたな。
違うよな?犯されたくてあんな格好して誘ってきたんだろ?」
そ、そうよ。私は、正義のために……。
「きゃぁああぁぁぁっ!!!」
体重を込めた一突きに、捜査官としての矜持を打ち砕かれる。
「俺の粗チンには絶対に屈服しない、とも言ってたよな?
そうやって挑発して激しく犯してもらいたかったんだろ?
言えよ、そう言えば許してやる」
「ひっ、ぁっ…そう、です…犯して欲し…っ…かったんです。
だから…んっくぅっ……もう許してぇ」
屈辱に耐えながら男の言う通りのセリフを口にする。
「おい、何だその目は、まだ自分の立場がわかってねぇのか?」
口や胸での奉仕のおかげで、自分を取り戻した私は、
犯罪者達への憎しみから視線がキツくなってしまった。
「またお仕置きして欲しいのか、全く淫乱な捜査官様だなオイ」
「ち、ちが…」
それから何時間もかけて、ありとあらゆる屈服の言葉をはかされた。
捜査官としての私は犯罪者に負けてしまったのだ。
あれから数ヶ月。あの時の犯罪者は全員捕らえ、牢屋送りにしてやった。
そして私は微かな胸の高鳴りと共に、今日もバスへと乗り込む。
あの時捕らえた犯罪者たちが、全員出所したのは昨日のことなのだ。