学園のアイドルで生徒会長を務める初美沙希。
そんな彼女は謎の組織ガレリアと戦う無敵の美少女セーラー戦士でもあった。
そんな彼女のパンチラ画像を集め、ネットに投稿して金を稼ぐ小菅。
ある日学校の男子生徒達が騒いでいたことを発端に、
自分が盗撮されていたことを知り、盗撮者の身元を特定。
彼の盗撮データを取り上げたセーラーアクオスの説教が始まる。
「あなた、お名前は?」
「なんでそんなこと」
「あなたも大人でしょ?大人なら、自分の行動に責任を負うべきです」
「…小菅」
「今回は大目に見ます。これに懲りたら二度とこんなバカな真似はしないように」
そう言い捨て立ち去るセーラーアクオス。
あのクソアマ偉そうに。
その後も続くセーラーアクオスの戦い。変わらず続く盗撮。
あの男、もう一度懲らしめてやらないと…。
そう考える彼女の前に現れる強敵。
強敵とはいえ、無敵の彼女の前にはさしたる障害でもない。
危なげなく勝利を収めるセーラーアクオス。
しかし、普段より冷静さを欠いていた彼女の放った一撃は、盗撮者にも被害を与えてしまった。
「いつもご苦労様ですセーラーアクオスさん。
その男は敵に襲われた一般人ですね?
ここはもう宜しいです。後はすべてこちらで処理しますので」
本当は違う、彼は私が・・・。
持ち前の正義感から正直に放そうとするも、
結局、言い出すことが出来なかった。
後日、学校に現れる盗撮者。
変身していたシーンまでも撮影され、身バレしてしまっていた。
そして意図したものではないにせよ、
結果的に自分の罪を隠蔽してしまった経緯をも握られてしまう。
この場で変身することを強要してくる小菅。
断れば翌日のワイドショーですべてを公開するとのこと。
葛藤の末、変身することを承諾したセーラーアクオス。
しかし男の要求は次第にエスカレートしていき、
彼女は思考の袋小路に追い込まれていく。
怪我した指を舐めるよう命令され、口の中に指を突っ込まれる。
指に塗られていた媚薬によって、更に思考能力を奪われるセーラーアクオス。
続いて取り出されるペットボトル。
怪我で水が飲めないからと、口移しで水を飲ませるように脅迫され、
失敗して零れた水を舐めとるよう強要される。
こんなこと・・・。
そこに現れる学園の教師。
学園内での破廉恥行為を見咎められ、どこまでも追い込まれていく。
「生徒会長ともあろう人間が、人を傷つけ。
あげく男を誘惑するとはね」
「誘惑なんかしてません」
「ならコレは何だ?」
「ち、違う。違うんです先生」
「違う?君にはまだまだ指導が足りないようだな。
昔から悪い子には尻叩きと相場が決まってる。ケツを出せ」
バイブで尻を叩かれ、撫でられ、押し付けられる。
「罪もない一般市民に暴行を加え、その罪を隠蔽し、
男を誘惑して又を濡らす。本当に反省してるのかね?
正義を見せてくれよ、なぁ」
「こんなみっともない格好で、ただの淫乱じゃないか。
何が正義の見方だ。恥を知れ」
男達の勝手な言い草に、ついに怒りを爆発させるセーラーアクオス。
「いい加減にして!これ以上あなたたちの言いなりにはなりません。
スキャンダルを明かすなら明かせばいいわ。私は罰を受けましょう」
「そ、そんなことしたら二度と正義のヒロインにはなれないぞ!?」
「そうなったらそれが運命よ」
「が、学校も退学だぞ!退学だ!」
「学校だけが人生じゃないわ」
最後に勝つのはやっぱり正義よ。
怯んだ男達に尚も言い募るセーラーアクオス。
「私も罰を受けるわ。でもあなたたちも終わりよ。
これは性犯罪よ。あなたたちも覚悟することね」
そこに現れた第三の男。
ヒロインの運命や如何に。