潜入捜査官 上原亜衣【Part1】

敗北ヒロイン小説

今回潜入する組織に、私の兄が居る可能性を上司に伝えられる。
数年前に私の前から姿を消した兄を、私はいつも探していた。

この上司の粘着質な気質と視線は、私の最も嫌いなものの一つだ。
しかし、彼の情報は常に確かだった。

 

潜入捜査官-上原亜衣004

 

逸る気持ちを抑え、手早く見張りを倒し潜入を果たす亜衣。
しかし情報が漏れていたのか、厳しい警戒により発見され、
背後からの奇襲により捕まってしまった。

 

潜入捜査官-上原亜衣005

 

「くっくっく。凄腕捜査官もこうなってしまっては形無しですねぇ。
こうまで上手く行くとは思ってませんでしたよ」

「どういうこと!?」

「今回の取引は、全てあなたを捕らえるために準備されたガセ情報だったんですよ」

ガセ情報?私の上司は人間的には腐った奴だが、
仕事でミスをしたことは一度もない。
だからこそ、あんな人格でもあの地位に居続けることが出来ているのだ。

 

潜入捜査官-上原亜衣007

 

だが、そんなことを考える余裕もなく、突如押さえつけられ
見知らぬ薬を投与されてしまう。

「なんなよのよ、これはっ」

「ご想像にお任せしますよ、ふふふ」

 

潜入捜査官-上原亜衣008

 

おかしい。鼓動が早くなり、身体が熱くなる。
胸を触られただけで、身体中に電流が走る。

「やめろっ、触るな」

「だらしないですねぇ、捜査官さん」

どんどん身体の自由が利かなくなってくる。
まずい、このままじゃ…。

 

潜入捜査官-上原亜衣010

 

「今、身体を弄って欲しくてたまらないんだろ?」

「っ…」

違う、そんなことはない。

「子宮が疼いてしょうがない」

「黙れ、下衆が」

「マンコからだらしない液がだらだらと流れてる」

うるさい!卑猥なことをブツブツと呟くな変態め。

 

潜入捜査官-上原亜衣011

 

熱い、熱い、熱い。
身体が悲鳴を上げる。
このままじゃ頭がおかしくなる。

「弄ってやるから脱げよ」

「…そんなこと、するもんか」

「いつまでそんな強気がもつかなぁ」

薬の影響さえなければ、あの卑猥な顔面をぐしゃぐしゃにしてやるのに。

 

潜入捜査官-上原亜衣012

 

「誰でもいいから弄って欲しい。
何でもいいから突っ込んで欲しい。
正直になれよ。そうなんだろう?」

男の手に誘導され、ファスナーに私の手がかかり、手が勝手におりていく。

 

潜入捜査官-上原亜衣013

 

「っぅあはっ!!」

男の手が素肌に触れ、火傷したかのような熱さに身体が仰け反る。

「もっと触って欲しい。もっと辱められたい。
犯して欲しい。男に屈服したい。そうなんだろう?」

 

潜入捜査官-上原亜衣014

 

「っひぃ、触る、なぁっ…」

「本当に?」

だめ、触らないで、これ以上は、もう。

「当たり前、でしょ…っ」

「じゃぁやめましょう」

ひとしきり私の身体を蹂躙してから、男達の手が離れていく。

 

潜入捜査官-上原亜衣015

 

「一生そこで這いずり回ってるといいでしょう」

そんなっ。熱い、身体が…熱くて…。

「だらしねぇツラだなぁ。乳首そんなおっ立ててよ。
弄って欲しくてしょうがねぇんだろ?
弄ってくださいって言ってみろよ。それとも自分でオナニーするのか?」

「……っ」

嫌だ、こんなやつに。そんなの…どっちも、絶対、なのに。

 

潜入捜査官-上原亜衣016

 

「さすがだねぇ女捜査官さん。
君みたいに訓練された女を屈服させるのが、私の趣味なんだよ」

なんなの、火照りが、熱い、イヤだ、収まってくれない、なんでぇ。

 

潜入捜査官-上原亜衣017

 

「無様な格好ですねぇ」

とうとう堪えきれずに自分の身体に手を伸ばす私。
それを阻む男の手。

「何でもしますからイかせてください、だ。言ってみろ」

爪の先で軽く引っかくように、微かな刺激を与えては止め、
それをひたすらに繰り返される。

「ぁ……ぃ…………い…」

 

潜入捜査官-上原亜衣019

 

「して欲しいなら、どうすればいいかわかるな?」

突き出される肉棒。
私、私は、こんなものに……負けたりしないっ。

 

潜入捜査官-上原亜衣018

 

「さすが優秀な捜査官様だ。あの強力な薬にここまで耐えられるとはな」

 

続く
潜入捜査官 上原亜衣【Part2】

 

潜入捜査官 上原亜衣

鬼イカセ 上原亜衣